こんにちは!幸せ女性起業家大学では、女性が幸せに起業するためのポイントをお伝えしています。今回は、褒め言葉をどう受け止めるか、ということについてお伝えします。
日常生活は普通に送っているから、特別な場所でだけ「すごい!」と言われるのが慣れないニャン…。自分の中でどう落とし込んだらいいニャ?
「すごい」と言われる場所は、そういう場所だと理解して、立場に合った振る舞いをするのが良いニャ!人それぞれ「すごい」の基準が違うことを知るのも大切だニャン!
いる場所によって、自分の立場や立ち位置は変化します。「すごい」という風に扱われる場所では、その思いを受け止めた振る舞いをすることが大切です。
今回の記事では、褒め言葉の受け止め方や、比較と競争の罠について解説していきます。
- 褒め言葉の受け止め方
- 「すごい」の基準は人それぞれ
- 比較と競争の罠について
解説動画:あなたの謙虚さが嫌味に変わる !? 相手の褒め言葉を正しく受け取る方法をご存知でしょうか?【後編】
このブログの内容は、以下の動画でも解説しています!
褒め言葉は否定せず受け止める
日本人は、褒められても「いやいや私なんて」と言いながら会話に入る民族なのかな、という感じがします。謙遜でも、否定するのはいけないことですか?
謙虚さを持っているのはいいですが、お互いの立場が違いすぎると、謙遜は嫌味にしかなりません。だから自分を客観的に見て、立ち位置を理解しておくことが大切です。
例えば、周りから「先生、先生」と扱われるなら、「先生とは呼ばないでください」と言うのではなく、自分を先生として認めましょう。相手からの思いを、一旦受け止めることが大切です。
「そう思う人がいる」と受け止めるんですね。
相手の立場によって、あなたを「すごい」と思う人もいます。そういう人がいることを知っておきましょう。それに対して、「私は大したことないです」と返してしまうのは良くないです。
褒め言葉を否定すると、自分は本音を言っているつもりでも、相手からすると気分が悪いでしょう。謙遜する人は、こういった「褒め言葉を否定する」ということをやってしまいがちです。
日常的に「すごい」と扱われるわけではなくても、そのシチュエーションに合った振る舞いをしましょう。褒められたら、否定せず「ありがとうございます」と言えばいいだけです。
自己価値をどう受け取るか
返答の方法は分かりましたが、自己価値はどう受け取っていけばいいのでしょう?
本質を言えば、ヒエラルキーを無視するか、重要視しないことにするということが大切です。
どんなものでも
- どこで区切るか
- どうやって区切るか
などによって、ヒエラルキーの基準は変わります。また、その基準は人それぞれです。
だから、「すごい」と思う基準も人によって異なります。相手の言う「すごい」と、自分が思う「すごい」というのは言葉の意味が違う、ということを理解しておきましょう。
自分にとっては当たり前でも、相手にとっては「すごい」ことかもしれません。それぞれ基準が違うことを客観視して、相手の基準を見てあげることが大切です。
この場合、本当にすごいかという事実は関係ありません。あくまでも基準の問題なので、「すごい」という言葉に対しては「ありがとう」となります。
比較と競争の罠
私は、すぐに全国から見た順番に並べてしまう傾向があることに気が付きました。
それはよくあることで、比較と競争の罠と言います。
比較と競争の罠があると、
- 賢いと言われるためには、全国模試で3位以内に入らないといけない
- 美人と言われるためには、ミスユニバースの日本代表レベルでないといけない
- 料理が上手いと言われるためには、ミシュランの星を持っていないといけない
というような考えになってしまいます。
自分が満足するレベルがすごく高くなってしまうんですね。これはどうしたら抜け出せますか?
比較と競争の罠を抜け出すには、自分軸を大切にすることです。
自分はそう思うけど、相手はそう思う、という線引きをしましょう。1対1の場合、自分の相手だけの世界ということです。他の人のことは関係ありません。
大事なのは、「すごい」と思ってくれている気持ちを受け取ればいい、ということです。
相手は自分をリスペクトしてくれている、という風に受け取ります。
そしてこれは、嫉妬回避法にもなるんです。
まとめ
- 褒め言葉は否定せず、「ありがとう」と受け止める
- 人それぞれ「すごい」の基準は違う
- 自分と相手を線引きすることで、嫉妬も回避できる