こんにちは!幸せ女性起業家大学では、女性が幸せに起業するためのポイントをお伝えしています。今回は、大学に通う意味や、これからの時代に求められているものについてお伝えします。
大学に進学する意味って何なのかニャ?頑張って勉強したら報われるニャ?
昔は進学したら重要な職に就けたけど、今はそうなるとは限らないニャ!だから、大学に行く目的や意味を、自分の中でハッキリさせておくことが大切になるニャン!
今の日本は、職の数と大卒の人の数が合っていないので、大学に行っても報われにくいです。また、学歴があるだけでは、これからの時代に対応できないかもしれません。
今回の記事では、大学に行っても報われにくい理由や、これからの時代に求められるものについて解説していきます。
- 大学に行く理由とは?
- これからの時代に求められるもの
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このブログの内容は、以下の動画でも解説しています!
子育ての成功=子どもの学歴?
子どもに対して「勉強しなさい」と言うお母さんがいますよね。しかし、子どもに「なぜ勉強するの?」と聞かれた時に「どう答えたらいいか分からない」と答えた人がいたんです。
それが私には衝撃的でした。「勉強する理由が分からないのに、勉強しなさいと言っているの!?どういうこと!?」と感じました。
専業主婦の方の場合、働いていないことで、自分に無価値感を持っていることがあります。無価値感とは、「何かに貢献できていない自分には価値がない」と感じることです。
お母さんの中には、子どもの学歴が自分の価値の証明であるかのように捉えてしまう人もいます。
そのため、子どもが
- 良い高校・大学に行く
- 健全に育って名を成す
といったことになれば、子育て成功=自分の価値が証明された、という考えになります。
だから、お母さんは子どもに「勉強しなさい」と言うのでしょう。しかし、それは本当に報われるのでしょうか?
大学に行く目的
明治維新から戦後の時代は、学歴と就く職業がイコールでした。
しかし高度経済成長期に、どんどん大卒・高卒の人が増え、それに比例して重要な職も増えていきました。その時に、一般社員と言われるサラリーマンの数も増えていったんです。
その後、先進国になった後の低成長期(今の日本)では、大卒の人が8割を占めています。ですが、大卒の人が就くはずだった、基幹職などの重要な仕事の数が足りず、正社員よりも大卒の方が多い状態です。
こうなると需要と供給が合っていないので、大学に行っても報われにくいです。
それでも、私たちが「大学に行け」と言うのは、なんとなく不安だからでしょう。
現在の日本では、
- 大企業に勤めて出世
- 結婚して家庭を持つ
- 家や車を買う
- 子どもを2人持つ
といった、なんとなくイメージする一般的な幸せは、大学を卒業するだけでは手に入りません。
じゃあどうするのか?ということですが、私は、経営者や起業家が増えなければいけないと思っています。起業家とは、新しい価値を生み出す人のことです。
日本ではまだ解決されていない新しい価値を作るために、大学に行き学ぶ必要があると、学長は考えています。
これからの人間に求められるのは「人間力」
80年代や90年代は、良い学歴や高い専門性があると採用され、収入が上がりました。しかし今は、AIが高い知能や専門性を持っているので、必要なくなっていきます。
AIが発達していく、これからの時代に求められるものは「人間力」です。
教育経済学の研究をしている、慶応義塾大学の中室教授は、「誠実で勤勉な人が評価される時代になっていく」と考えています。
「人間力」を、学長なりに因数分解すると、次の4つになります。
- ライフミッションを見つけること
→自分は何がやりたいか? - ビジネス・経営を学ぶこと
→やりたいことをどうやって実現していくか? - 素直・尊敬・謙遜・感謝を大切にすること
- 三方よし、四方よしであること
→相手の取れ高を設計する
なぜビジネスを学ぶのか?
なぜ、ビジネスや経営を学ぶ必要があるのか?と疑問に思う方もいるでしょう。
それは、
- 嫌な上司がいて会社を辞めたい
- アーティストになりたい
- 芸人になりたい
などの、やりたいことを諦める時というのは、ほとんどの場合お金の問題だからです。
お金の問題をクリアしないと、自分のことを助けることができません。自分のことを助けられなければ、他人のことを助けるのはもっと難しいです。
「シャンパンタワーの法則」と言われるように、相手を満たすためには、まず自分を満たさなければいけません。
まとめ
- 子育ての成功=子どもの学歴だと考えるお母さんが多い
- 現代は需要と供給が合っておらず、大学に行っても報われにくい
- これからの人間に求められるものは「人間力」
- 相手を満たすために、まずは自分を満たすことが大切