こんにちは!幸せ女性起業家大学では、女性が幸せに起業するためのポイントをお伝えしています。今回は心の鎧についてです。
ビジネスで成功するには弱音なんて吐いてる場合じゃないんだニャ!!
成功を目指して弱音を吐けなくなる人は多いんだニャ!でも心に鎧を着た状態になるため、あまり良いことではないそうだニャ。
叶理恵学長が「心の鎧」について教えてくれたので、紹介するんだニャ!
起業して成功すると、弱音が吐けなくなる人が多いそうです。弱音を吐きたいとも思っておらず、まさに自立している状態かもしれません。しかし、自立している状態だからこそ陥る落とし穴も存在するそうです。叶理恵学長が「心の鎧を脱ごう」と述べる理由を紹介します。
- 自立すると心の鎧が脱げなくなる!?
- 心の鎧を脱いで相互依存の関係を目指すには?
解説動画:自立した人ほど難しい!心を裸にしなければ見えてこない危険な感情。起業で上手くいった人が陥る大きな落とし穴とは?
このブログの内容は、以下の動画でも解説しています!
自立すると鎧を脱げなくなる?
自立してくると弱音が言えなくなると言います。
「別に弱音なんか言わなくても生きていけるよ」と思う人もいるでしょうが、この状態は鎧を被っている状態と言うことができます。
鎧を被った状態が標準になると、疲れてしまう人もいるようです。叶理恵学長が述べる、鎧を被った状態とは以下のようなことを言います。
- 自分の力だけで成功し、自立している状態
- 誰かに弱音を言えなくなる状態
- 弱音を言う意味がわからなくなり、何に疲れているかわからない状態
起業して自分の力で成功すると「自分で成功した」というプライドのような感覚が生まれます。そのため、自分の弱音を誰かに見せるのはいけないと感じることがあるそうです。
自分では鎧を被っていることすら気づいていない場合もありますね。
鎧とは?子どもを例にしてみるとわかりやすい!
例えば私の娘は、シャワーを浴びてスッポンポンで歩いていることがあります。
子どもならスッポンポンで歩いていられますが、起業した大人はそうもいきません。特に男性はプライドのようなものがあり、心を裸にしにくいと感じます。
叶理恵学長がいうには、「裸になる難しさ」と「心を裸にする難しさ」は同じ難しさにあるようです。それは起業して成功した社長が、困ったことがあっても「困っていない」と述べることからもわかるようです。
成功している社長の場合、弱音を吐けないことで精神的に疲れるそうです。そのため、夜の街に出かけて行き「すごいですね!」と言ってくれる女性と遊んだりします。
一時的なカンフル剤のように、疲れを癒やしている感覚だけを手に入れようとする行動です。ですが、一時的なので心が癒やされることが少ないんです。
夫婦関係でもコントロールが入ると上手くいかない
たとえ夫婦関係であっても「心の鎧」を被っている場合があります。
私は仁さんがいないと本当に困るから、どこにも行かないでと言うんです。ですが、仁さんから同じことを言われることは少ないです。
特に男性は心の鎧を被ることが多くて、パートナーだとしても競い合っている感じになります。
「どこにも行かないで」という言葉は、依存しているような言葉です。しかし、本心から願っているときには「自分の素直な感情」ということができます。
素直な感情を言葉に出して伝えることができるのは、心を裸にしている状態だそうです。
仕事から帰ったときに、旦那さんに「お疲れ様」「ありがとう」を言うというものがあります。
「ありがとう」を言ったら、相手が喜ぶから言いましょうというノウハウなんですが、コントロールが入るとパートナーシップは上手くいかないんです。
相手をコントロールする意識が生まれてしまうと、自立している人同士では上手くいかないことが多いそうです。それは「勝ち負け」や「取引」のような感じになるからだそうです。
自立している人は「心の鎧」をかぶりやすく、誰かに頼ることができなくなります。そのため、以下のようなことがきっかけで頼ることができるようになるそうです。
- 事件や事故など
- 頼らざるを得ない状況
例えば災害時など、一人ではどうにもならない状況になると、誰かを頼らざるを得なくなります。自立している人は、頼りたくても「心の鎧」を被っていることに気づいていないことがあるため、キャパを超えてくる状況が必要ということです。
ビジネスでは「扱える人の人数」などでも同じような事が起こります。リーダーの力で扱える人数には限度があり、キャパオーバーすることで「自力の限界」を向かえます。
そのタイミングで誰かに頼らざるを得ない状況が起こり、鎧を脱ぐことが可能になるそうです。この状況を乗り越えることで「相互依存の関係」になれるのが理想と言われています。
「相互依存の関係」とは「協調」のことを言います。ただし互いに譲り合うだけでなく、互いを理解したうえでより良い成果を出す関係性のことです。
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)によると、相互に良い関係(win-win)を築いた先に「相互依存の関係がある」とされています。
「依存」という言葉がネガティブに感じる人もいるかもしれませんが、言い換えると「切っても切れない関係」というものです。車にはエンジンが必要なように、夫婦やビジネスでも相互に切り離せない関係により、一人で生み出す結果を遥かに上回る結果を出せる関係を「相互依存の関係」と言います。
本日のまとめ
- 自立すると弱音を言えなくなる
- 自分のキャパをオーバーする状況が鎧を脱ぐきっかけになる!
- 誰かを頼れるようになり相互依存の関係を目指す!