こんにちは!幸せ女性起業家大学では、女性が幸せに起業するためのポイントをお伝えしています。今回は女性の活躍が日本を変える理由を説明します。
女性の活躍が日本を変えるってのは、聞いたことがあるニャ!
聞いたことがあるだけで、よく理解できている人は少ないかもしれないニャ!これからの日本には女性の活躍が不可欠かもしれないニャ!
昔の日本と今の日本は違います。昔の女性の考え方を現代に用いても、通用しないこともあるでしょう。今回の内容は日本の未来に関する内容です。女性である私達が、どのように活躍するべきか一緒に考えてみましょう。
- 母親の姿を見て育つのが子どもたち
- 第三次ベビーブームが起こらなかった理由
- 女性の活躍が日本を変える理由
解説動画:女性こそ活躍すべき!まだまだ課題の多い日本の社会で女性の活躍が日本を変える理由を解説します。
なぜ第三次ベビーブームが来なかったのか?
第三次ベビーブームがくるはずだったのに、来なかった理由を考えました。あくまで私の仮説です。
子どもを産むはずだった女性たちが、なぜ子どもを産まなかったのかを想像してみましょう。
1990年代から2000年の頭にかけて、第三次ベビーブームが起こるかもしれないと言われていました。しかし、実際には第三次ベビーブームが来ることはありませんでしたよね。
理由として仮説を立てると、以下のようなことが考えられます。
- 誰のおかげでご飯が食べられると思っているんだ!と父親に叱責される母親がいた
- 父親に怒鳴られて肩身の狭い思いをしている母親を子どもは見ていた
- 結婚したら母親のように窮屈な想いをするかもしれないと子どもが感じた
ある意味では反発のようなもので、家庭の中で窮屈な想いをしていた母親をみて育った子どもたちがいます。
昔は一家の大黒柱として父親が大きな力をもっていたと言われています。そのため、女性(母親)は男性(父親)の言うことを聞き、感情を隠しながら生きてきたかもしれません。
母親の姿を見ていた子どもは、結婚することで窮屈な想いをしている母親のようになりたいとは思いません。
その結果、結婚するのが遅くなり、第三次ベビーブームが起こらなかったのではないかと私は仮説を立てています。
当時の子どもたち(現在の40代以降)の反発のようなものではないかと想像してるんです。
つまり、家庭の中での教育環境がそうさせたということかもしれないのです。
勉強しなくなる日本人
日本人は社会に出ると、全く勉強しない人が増えると言われています。
以下のようなことを感じたことはないでしょうか。
- 夢の実現方法がわからない
- ヴィジョンの改善ができない
あなたは努力により自分の未来を切り開こうとしているかもしれません。しかし、悩んでしまうばかりで一向に改善できないこともあります。
もしかすると、あなたの努力が足りないことが問題ではないかもしれないのです。
人間は実は、教育でできているという考え方があります。
教育で人は変わります。理恵学長の元で学んだ人は、収入も、学ぶことで増やしています。
日本と欧米の教育の違い
日本と欧米の教育の違いを見てみます。
欧米の教育
欧米では小学校から「伝達力の授業」が行われています。伝達力の授業とは、人前で自分の意見を表明する力を養う授業のことです。
日本では、欧米と比較すると、伝達力の授業に力が入れられているとは言い難いでしょう。何十年も前の教育であれば、なおさらです。
アメリカの教育目的とは、以下のものです。
社会人になって世界に影響を及ぼす人を育てる
アメリカでは、社会人になると「君が勉強してきた論理的思考力で成果をあげてくれ」とか「君の分析力でこの資料を作ってくれ」などと言われます。
アメリカの学校教育は、世界に向けて知識や技能を発信していく力を養っていると言えるのです。
日本の教育
一方、日本の教育については、どうでしょうか。
教育基本法に掲げられている教育の目的には、「人格の完成をめざす」「真理と正義を愛する」「個人の価値を尊ぶ」「勤労と責任を重んじる」「自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成」といった言葉が並びます。(参考:— 教育基本法 第1条 文部科学省)
学力の育成だけを目指しているわけではないことは分かりますが、実際に教育を受けてきて大人になった方の中には、このように感じている方は多いのではないでしょうか。
- みんながほぼ横並びで同じことをしている(一斉授業で「記憶」中心の学び方など)
- 社会に出てから、「学生時代にやったことは無駄」という考え方を教えられる
- 上司などの言うことを聞く「良い子」が求められる
日本の教育は、全員に同じことを同じようにさせて、「子どもの力を押さえつけている」と見る人もいるニャン。
伝達力を養うどころじゃないニャ…
大人になってからも、勉強を続けることの意味
社会人に必要なことは、社会人になってから勉強しないと通用しません!
例えばセールスのやり方や、スピーチの方法などを学校で習ったという人はいるでしょうか。仮にいたとしても、社会人になってから活用できるほどの能力を身に着けていると言えるでしょうか。
他にも「人とうまくやっていく方法」を学んだ人は少ないでしょう。もちろん学校生活の中で友達をつくるなど、経験的に学んでいることもあります。しかし、教育として学んでいるわけではありませんよね。
日本では社会人になって一度も勉強したことがない人の割合が48%もいます。一方、お隣の韓国では94%もの人が社会人になっても勉強を続けています。
日本と韓国の違いは、国民の人数によるものと言われています。
日本では1億人を超える人が生活をしているため、国内の人に向けてビジネスを展開することができます。しかし、韓国では5千万人ほどしか人数がいません。韓国は外国に向けてビジネスを展開しなければ食べていけないようです。
外国から見ると日本は豊かな国です。国が豊かになると、国民は怠けてしまうといわれています。ただし、人は「学んだことしかできるようにならない」ことを忘れてはいけません。
教育の問題点について
日本の教育の問題点を2つまとめます。
- 文科省のカリキュラムが工業時代の名残
- 大人になって勉強する人がいない
それぞれ簡単に説明します。
文科省のカリキュラムが工業時代の名残
工業時代とは、いわゆるバブル期の日本を指します。機械的な作業をすることができる人が求められた時代で、大量生産大量消費が中心の社会でした。
そのため、働く人に求められたのは「言ったことを黙ってやる」ということでした。現代でもその名残があると言われています。
大人になって勉強する人がいない
「良い大学に行きなさい」と言われた経験がある人は、社会人になると豊かな生活を送れて勉強する必要がないと思いませんでしたか?
前述したように、日本では社会人になってから勉強する人が少ない傾向があります。「大人になってからも勉強しなさい」と言われて育った人は少ないものです。
日本を変えていくのは教育でしかないと思っています。
今の子どもたちは受験などを含め、十分勉強しています。勉強しなければいけないのは、大人である私達かもしれません。
大人が勉強しないというのは、以下のデータからもわかります。
社会人になって読書をする人の割合ですが、1ヶ月に2冊以下の割合が85%になります。この数字を見て、どのように感じますか?
母親の姿を見て育つ子どもたちのために
日本を変えていくのは女性である私達の姿です。
叶学長は、第三次ベビーブームが起こらなかったのは「母親を見ていた子どもたち」による反発のようなものだと仮説を立てています。
これからの日本を支える子どもたちが見ているのは「今の私達(女性)の姿」です。
お母さんが見せる姿は、これからの日本を変えていく重要なファクター(要因)になると、私は仮説を立てています。
大人であるお母さんが、勉強したり楽しんだりすることは、次の世代の子どもの生き方そのものを変化させるに違い有りません。
本日のまとめ
- 教育が人に与える影響は大きい
- 人は、学ぶことで変わっていく
- 「大人が子どもたちに見せる姿」が、次の世代の子どもたちの生き方を変化させる