主婦は夫に罵倒されなければ生きていけないのか？安全・安心・ポジティブなライフミッションコーチ協会設立記念講演スピーチ2016

こんにちは！幸せ女性起業家大学では、女性が幸せに起業するためのポイントをお伝えしています。
今回は叶理恵学長がライフミッションコーチ協会設立時に記念講演でスピーチした内容から、働く女性を取り巻く現状と女性が自立して働くために必要なことを分かりやすくお伝えします。

　毎日家事や育児と並行して仕事を頑張っているのに、お給料は全然上がらないままという方も多いのではないでしょうか？中にはお給料が低いことでパートナーから辛く当たられたりする方もいらっしゃるかもしれません。
　そんなお困りの方に向けて、働く女性を取り巻く日本の現状と女性が自立して働くために必要なことをまとめてみました。最後には叶理恵学長がライフミッションコーチ協会を立ち上げた想いもご紹介します。是非参考にしてください。

このブログの内容は、以下の動画でも解説しています！

働く女性を取り巻く日本の現状

　日本は、海外特にアジアの国の人からすると憧れの国です。なのに満員電車に乗っている大人は笑顔がないし、つまらなそうに働いています。多くの国に比べれば経済的には豊かであるにも関わらず、心を病んでいるのが日本の現状です。そしてさらに日本の働く女性は年収がとても低いという現実もあります。変えていくために、まずは現状を知りましょう。

日本人の心が病んでいることによる経済損失は2兆6782億円

　今の日本は自殺率がG8で2位。1日90人が自殺しています。自殺未遂は少なくともその10倍と言われているので1日900人の人が自分の心を病んで自殺しようとしている計算になります。児童の虐待件数も約24年間で80倍になっていたり、児童の虐待の死亡件数も過去最高になっています。こうした、日本人の心が病んでいることによっての経済損失は2兆6782億円にも上ると言われているのです。

一生懸命働いても上がらない日本女性の年収

　民間に就業している女性の平均給与を分析すると、20代で260万円、30代で295万円、40代で291万円、50代で278万と、ほとんど横ばいです。一生懸命働いたところで女性の年収は年齢に関係なく300万円にも届いていません。では女性起業家になったら儲けがでるかというと、やはりそれもそうではなくて、100万円以下の扶養内が70%で、25%は300万円以下です。全体で見ても女性で年収が500万円を超える人は全体の約1割しかいません。男性と大きく差がありますね。

夫婦関係も悪化させる長時間労働を良しとする文化

　叶理恵学長も昔、長時間働き、会社で出世したくて会社のいうことをイエスマン、犬のように聞いていて、とても心を痛めていた過去があります。インターネットを開けば、子どもがいる奥さんに「お前も月40万稼いでこいよ」とかすごく罵倒するようなご主人の話が載っていたりして、とても心を凍らせて生きている人が多いのだと思います。長時間働き、会社の人間関係に縛られる時間も多くて、多くの人が疲れている現状が、時に夫婦関係を悪化させたり、女性がひどい言葉を浴びせられる原因にもなっているのです。

女性が自立して働くために必要なこと

　上記のような日本の現状を変えていくには、『女性が自立して働く』ことが重要です。お給料が少なくて、疲れたご主人に罵倒されながら生きるのではなくて、しっかり自立して働いて稼ぐことができれば、自分も周りももっと幸せになれます。ではそのために必要なことは何なのでしょうか？

強みと弱み、自分の形を見つける

人にはそれぞれ読みと弱みが必ずあります。自立して働いていくには、まずは自分はいったい何が強みで、何が弱みで、何を大切にしている価値観なのかを、振り返って知る必要があります。デコボコの自分の形を見つけて、強い自分もいいけれど弱い自分も自己受容することが大切です。

自分のヴィジョン、どこに行きたいのかを知る

仕事をするときには、ヴィジョンが重ならない人と一緒に仕事をしてもお互い不幸なだけになってしまいます。なので幸せに働いていくには、少なくとも自分のヴィジョン、どこに行きたいのか？ということを知っておく必要があります。

ライフミッションコーチ協会を立ち上げた叶理恵学長の想い

　日本の現状を変え、自立して働く女性を応援するために、叶理恵学長はライフミッションコーチ協会を設立しました。ここでは、ライフミッションコーチ協会では実際何をしているのか？どんな想いで立ち上げたのか？叶理恵学長の想いをお伝えします。

夢を見つけるお手伝いをし、実現していける場所をつくる

　先ほどお伝えした女性が自立して働くために必要なことを得られるように、ライフミッションコーチ協会では、サラリーマンの人やこれから起業したいけど何をやったらいいかわからないっていう人たちに向けて、まずは安心安全ポジティブな場で、自分の思いや自分の夢、強み弱みを知ることができるようにしています。このお手伝いをする【ライフミッションサポーター】という人たちがいて、サポートしてくれます。そして、それを現実化するサポートも協会でしていきます。

未来を現実化するためにはリーダーシップを発揮する必要がある

　夢やヴィジョンを見つけたら、実際に行動して利益を出したり成果を生み出さないといけません。描いた未来を現実化するためには、自分の人生に対してリーダーシップを発揮する必要があります。多くの場合、ヴィジョンを実現していくにはいろんな人と組んで協力していかなければいけないのですが、そこでは夢を叶えるための意見の衝突をも越えていく必要があります。リーダーシップを発揮して、衝突が起こるような谷の部分を乗り越えると150点、200点の未来に行くことができます。

夢を叶えるために想いを語り合える仲間をつくる場所にする

　人の幸せは、お金だけで言えば年収800万円を超えたら変わらないと言われています。そこから先は、社会を良くしたり人のために生きたりして、みんなで喜びも苦しみも分かち合っていくってことが究極の幸せなんじゃないか、というのが叶理恵学長がたどり着いた答えでした。だから、夢を見つけたら、衝突も谷も乗り越えていきながら、今現実化していない未来をみんなで明るく語り合える場が必要なんです。語るのも上辺だけでなく、イキイキ『仕事って楽しいね』と、本当に『こういう未来を作っていきたい』と思っているんだ、と話せる仲間を作れるように、ライフミッションコーチ協会を立ち上げました。

本日のまとめ

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